キッサコは、日本の2人組音楽グループ。主にフォークソングをルーツとする。
所属レコード会社はIROHA records。 グループ名は仏教用語の「喫茶去」に由来する。
以上はウィキペディアより抜粋。
代表作の一つに〈般若心経/薬師寺 寛邦〉がある。
アカガネビトとは新居浜人のこと。
新居浜人には、毎年秋に行われる太鼓台祭りが特別なものであり。
心の宝物だ。
この太鼓台の金糸銀糸の飾りが金色を帯びていることから
新居浜人を(アカガネビト)と呼ぶようになったようだ。
土着の新居浜人であった私が郷里の太鼓台祭りを見たのは50年ぶりだった。
そして太鼓台を背景に歌うキッサコの〈アカガネビト〉を私は聞いた。
私の祖先は百姓と侍とを行き来した土着の新居浜人である。
太鼓台の黒い枕から垂れ下がりゆれる房は、雲から落ちてくる雨である。
けれども、私は太鼓台祭りの情熱がどこから来たのかは知らない。
その源が地域の百姓の団結だったことは知らない。
新居浜人の心が今治人である薬師寺の心に触れてこの曲が生まれた。
〈アカガネビト〉は薬師寺の心に写った新居浜人の姿だ。
薬師寺の心そのものだ。
私はそれを聞いている。
また一つ、心の宝物が増えた。
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