四月の初め(2017/04/08)はアルバトロスヨットクラブの整備の日だった。
整備が早く終了したので、カメラを車から取り出して、桜が咲いた手賀沼を撮影した。
クラブの艇庫近くの遊歩道などからの景色は素晴らしく、手賀沼でも最も魅力的な場所だと私は思っていた。
準備していたアウトドア用ガスバーナーで湯を沸かして、コーヒーを楽しんだ後に撮影に取り掛かった。
遊歩道は桜の木が頭上を覆い、曇天で今にも降り出しそうな天気だったので、暗かった。
それで、露出を+1程にして桜並木を写してみた。意外に雰囲気が良く出て、楽しい写真になっていた。
シャッター速度は手持ちの撮影であることも考えたASA1000で撮影した。
勿論画面の鮮やかさは期待できるものではないが、雰囲気は非常に私の気質に合ったものが撮れた。
《曇天で、露出を上げて撮影すれば》
私の気質に合った風景を写すことが出来ることを知った。
私が所属しているアルバトロスヨットクラブのヨットが係留されている桟橋を手賀大橋を背景に
桜と同じく露出を+1にして撮ってみた。
この写真を見て、私は子供のころの祖母の家で過ごした梅雨のころを思い出した。
農家の広い一軒家で窓を完全に開け放った畳みの上に寝転んで、田んぼに雨が降りしきり、水煙を上げる光景を子供心に楽しんだ。
それが私の中に住み続けている。
0 件のコメント:
コメントを投稿